■本書の特徴
本書は『7手詰ハンドブック』の続編です。
7手詰では基本となる3手1組の詰手筋がいくつか組み合わさって出てきます。どの手筋をどのタイミングで使うか、考える要素が増えてパズル性も豊かになります。軸となる筋は何か、それを補助する筋は? 思いがけない捨て駒や気づきにくい動きなど、よりダイナミックな展開が待っています。
すっきりした形、爽やかな手順はいつもの通り。ひと目見れば解いてみたくなり、解けば気持ちよくなりさらに次の問題へ、と、楽しさがどんどん続いていくでしょう。
詰ます手筋を覚える、日々のトレーニングに、大会前のウォーミングアップに、時間を測ってタイムトライアル!など、あなたに合った楽しみ方がきっと見つかるはずです。
■著者からひとこと
『7手詰ハンドブック』の続編です。詰手筋は3手1組が基本ですが、7手詰になるとそれらが組み合わさった問題が多くなります。詰将棋は終盤力アップのトレーニングとしてはもちろん、パズルとしても楽しめるもの。思いがけない捨て駒や盲点になった一手を見つけて、爽やかな解後感を味わってください。――浦野真彦
■訂正とお詫び
本書の初版、第186問、玉方「3一銀」は「3一金」の誤りでした。
「3一銀」では正解手順以外にも詰みがあります。
お詫びして訂正いたします。